ナギヲのリンパ腫(皮膚型)は皮膚型というだけあって、本当に粘膜ばかりを狙って腫瘍を発生させてきている。
口の周り、下まぶた周辺、肛門など体の外ばかりに集中して発生していて、どう見ても病人(犬)にしか見えないのだけれど、内臓は正常に動いているらしく、食欲はあるし、ちゃんと消化もされている。(「ちゃんと」の定義は健康なわんこさんのそれとはもうだいぶ違うかもしれないけれど)
そして、ついに目そのものにも転移し始めたらしく(目の周囲、まぶたの内側にはすでに両眼とも転移している)、目が少し見えなくなってきた様子。
なので、今まではソファーの上で寝ていたけれど、落ちると危ないので(すでに自力で降りようとして3回ほど落ちた。痩せて軽いからなのか毎回フワッと落ちて怪我などはないものの、骨が折れたら大変)、ナギヲの生活の拠点を床に移すことに。
目がよく見えなくても、痩せてカリカリでも、喉が乾けば自分で歩いて水を飲みに行くし、トイレにも歩いて行く。
よく見えなくて場所がわからない顔をしていたら誘導しているけれど、基本的には自力で。
自分で動ける間は可能な限り自分で動き、私は見守らながら無理そうな時だけ手助けするつもり。
ソファーの上で寝ていた時は、ヨダレなどがすごくてどんどん染みていくので、タオルケットの下に防水シーツを敷いて、タオルケットも頻繁に交換していたけれど、床に移動になった今、ナギヲの身体よりひと回り大きいタオルや毛布を敷き詰めておけばいいだけなので、交換がラクに。
汚れたタオルや毛布だけ洗えばいいのもラク。
ただ、床は硬いので今までよりも頻繁に身体の向きを変えたり、毛布から体が落ちないようにチェックする必要があるかな。という感じ。