いつもなら、文章多めのちょっと難しそうな本を買う時はまず先に図書館で借りて、中身をチェック
↓
買ってもちゃんと読めそうかな、という自信がもてれば買う。
(中には面白そうなのに、読み始めてみたらイマイチ……というのもあるので)
というような買い方が多いけど、エッセイが面白くて大好きな村井理子さんの翻訳なので、
もうこれは確認しなくても買いでしょ!
と思い予約して買って、今3分の1位まで読んだところ。
ちょっと文章多くて字も小さくて目がシッパシパなので、少しずつ読んでるけど、イントロダクションだけでも、ほぉんほぉほぉ、と面白い。
知ってることだけど、すぐに忘れてしまうから何度も何度も反芻して、犬と接する時には常に意識するようにしないといけない大事なことの基本がイントロダクションに。
私は本は折ったり書いたりしながら読むことは滅多にしないけれど、この本はきっと売ったりすることもなく、ずっと本棚にいるだろうな、と思うし、何度も読み返したいので、気になるところや、いつか自分が読み返した時に「ココ重要だよ」と伝えたいなと思うところに色鉛筆で線を引きながら読んでる。
読んでホォと思うだけでなく、ホォと思ったことは実行できるようにしないとね。
そして、それが良い結果を産んだのなら、意識しなくてもできるようにならないとね。
今この本を読みなんとなく私が感じていることは、昔から思っていたことでもあるけれど、
「犬は人間じゃないし、人も犬ではないのだから、人間である私が犬のことを知って理解する努力をして、私が変わらないといけないよね。うちの犬達は彼らが望んだのではなく、私が一緒に暮らしたいと望み、私の意志でここで一緒に暮らしてもらっているのだから」
ということ。
けれど、私はまだまだ理想には遠く、時々大きな声を出してしまったり、きっと威圧的な態度もとっていると思う。減らしていきたい。
あと、犬との関係うんぬんとかそんな難しいこと関係なく、純粋にすごく面白い本だと思う。
丁度今読んでるのは「臭い」のパートなのだけれど、
一卵性の双子が着用したTシャツは、ある程度の距離を離さないと、犬たちは嗅ぎ分けができないのです(122ページ)
や、もう少し最初の方の部分で赤線をバリバリに引いた、吠えるのをオヤツで止める方法、とか難しそうだけどやってみる価値はあるよね、という部分など、もう本当に「え!そうだったんだ!」の連続で本当に面白い。